無限窯は窯主、大谷おさむが個人で竹炭・竹酢液を製造・販売をしている、たいへん小規模な炭焼き屋です。 はじめは東京都西多摩郡日の出町で焼いていましたが、さらに清浄な空気と静かな環境を求めて2003年から隣町の東京都西多摩郡檜原村で新たに窯を設けて焼き始めています。 檜原村には良質な窯土がたくさんあり、その窯土をふんだんに使って、高温に耐えられる竹炭専用の黒炭の土窯を作りました。 奥行き3mの土窯に、窯主が手ノコで吟味して切った竹のみを詰め、約2週間かけてゆっくり乾燥と炭化をさせ、硬質で気持ちの入った竹炭と、安全で生命力のある竹酢液を目指して焼いています。 本ショップで販売している竹炭・竹酢液は、すべて檜原村の土窯で製造した自社製品です。 |
無限窯の竹炭は窯主が厳選して切り出した、5年生以上の硬く締まった孟宗竹や真竹を新鮮なうちに窯に詰め、土窯でゆっくりと約1週間乾燥し、その後約1週間かけて炭化させています。 緩やかな炭化ができる「黒炭」(密閉して冷却)の焼き方で焼いています。 炭化の最後に6〜9時間かけて空気を送り込み(精煉)、窯の温度を800〜1000度の高温まで上げて焼き締めますので、出来上がった竹炭は電気を通すほど硬質なものになっています。 |
無限窯の竹酢液は窯主が厳選して切り出した5年生以上の硬く締まった孟宗竹を原料に、安全な土窯を使い、採取時期を通常80〜150度(煙突の温度)のところを80〜120度に厳選して採取しています。 そのため無限窯の竹酢液は他のよくあるものとは違い、綺麗な琥珀色をしています。黒い竹酢液はタール分などが多く含まれている可能性があるため、あまり良いものとは言えません。 また、土窯を使用しているため、高速炭化炉や鉄窯で採れる竹酢液と違って、ガスの不燃物や有害な鉄分等は一切含まれていません。 さらに、厳正な管理のもとに甕(かめ)で長期保存しています。 檜原の窯では、以前の(日ノ出町時代の)窯で採れたものと比べると、より純度の高い竹酢液が採れています。 以前から低温炭化(80℃台)を長期に保つ焼き方や、採取時期の厳選はしていたので、窯の素材と構造が要因ではと考えています。 成分分析検査の結果、有害物質3,4-ベンゾピレンは検出されず、安全性が認められています。 使用窯 − 土窯(10尺)
原材料 − 5年生以上の盂宗竹 まき木 − 原木(クヌギ・ナラ) 採取の時期 − 80〜120℃(煙突の温度) 精製法 − 静置法
[特選竹酢液] 採取温度82〜85度窯口を極限まで狭め、空気の送る量を少なくして炭化をゆっくり進めると、炭化初期に蒸留精製品に近い純度の竹酢液が採れます。その透明できれいなところだけを厳選したのが「特選竹酢液」です。全体の1割ほどしか採れません。 あえて蒸留をしていないので有効成分をがそのまま残り、なおかつ低温で採取しているので純度の高い最高級の竹酢液になっています。敏感肌の方におすすめです。 [お風呂用竹酢液] 採取温度80〜120度お風呂用としていますが、採取温度が一般のものよりも低い120度までですので(一般的には150度まで)、うがい・花粉症予防など説明書の使い方すべてにお使い頂けます。 [蒸留竹酢液] 採取温度80〜120度特選とお風呂用は甕で長期保存した「原液」竹酢液で、「蒸留」竹酢液はその原液を蒸留精製したものです。 不純物がより除去され、より安全な反面、有効成分も少なからず除去されます。用途は原液と同じですので、お客様のお好みで選んでいただいています。 |
無限窯の竹炭せっけんは、数種の良質の植物オイルをベースに、無限窯の竹炭・竹灰・竹酢液を配合したナチュラル石鹸です。 美肌・保湿効果がある植物性グリセリンを配合し、ラウリルグリコース・ラウリル硫酸ナトリウムなどの添加物やアルコール溶液を含まないナチュラルな石鹸素地を使用しています。 竹炭の吸着力や竹炭粒子のスクラブ効果で肌の余分な汚れと角質を落とし、グリセリンや竹酢液のスキンケア効果でよりお肌にやさしくなりました。 また、有害な人工添加物を使用していませんので、アトピーや敏感肌の方からお子様、ペットにも安心してお使いいただけます。 |
800〜1000度で焼き上げた無限窯の竹炭の中からより硬質な竹炭を厳選し、竹炭まくらや竹炭アイマスク等に使用しています。 電気を通すほどの硬質竹炭はマイナスイオン効果が高く、心身ともにリラックスさせる効果があります。 また、多孔質の竹炭は調湿 脱臭効果があり、まくらには頭の熱や汗を吸収し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせ、ここちよい睡眠をサポートします。 生地は肌に優しい天然素材の綿生地を使用し、裁縫はすべて無限窯で行っています。 |
竹と月は密接な関わりがあると聞いてから、月の周期に合わせ、2週間かけて竹炭を焼いています。 満月の光を浴びながら、窯口から煌々と光る竹炭をみつめるひとときは、すべてが満ちていくようです。 月の住人・かぐや姫が竹を通してこの地に生れてくるのも不思議はない、と思えてきます。 |
竹切りから窯づくり、火入れ、窯出しまでほとんど一人で行なっていることから、窯場での応対ができません。たいへん申し訳ございませんが窯への見学は現在お断りしています。 ご質問などございましたら、メールにてご連絡いただけたらと思います。何とぞご理解ご協力のほどをお願いいたします。 → お問合せ |